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2008年10月29日 (水)

溝尻城跡(京都府舞鶴市)

new 京都府舞鶴市堂奥にあって樹徳寺の北側に聳える標高200mの山の山上が城跡、矢野氏の居城と伝わるが詳細は不明

城跡へは舞鶴市内を東西に走る国道27号より県道28号に入り、ルート図の如く樹徳寺を目指すと分かり易く到達出来る、寺院からは山上主郭までは郭内に社殿が建つ事から参拝登山道に任せれば迷わず辿り着くことが出来る(所要時間約25分)。

城跡の構造としては寺院北背後周辺に屋敷跡、登山道を上る途中の中腹に出郭跡、更に山上まで登り切ると山上郭群の三位一体となった形になっている。見逃してはならないのが中腹にある出郭で、登山道に任せればそのまま通り過ぎてしまう恐れがあるので必ず覗く事が必要である。ここに寄るまでにはただの尾根道(土橋)にしか見えないが三連の堀切が備わって見所ともなっており、更にその端には状態の良い直立した堀切を拝む事が出来る。1route

登城ルート

3mi 城跡概念図

5 登山道へ

10_demaru_e_dobasi_horikiri 南出郭へ堀切土橋見所

13_demaru 出郭

16_horikiri 出郭東堀切見所

山上郭群は最高所にある主郭を含めて六郭で形成されるもので、切岸高低差はさほど無いが南北に長く、山上における郭占有面積は比較的広いと言える山城である。山上郭群における見所は鮮明に残る三の丸への虎口跡、南北に長い北郭の最北斜面の堀切で、10m近い高低差を以って更に大土塁を伴っており相当見応えがあるものである

25_3maru_koguti_1 山上三の丸虎口

27_3maru_yori_2maru 二の丸へ

31_shukaku_dorui 荒れた主郭内土塁

33_kitakaku_2 北郭

現状(10月)城跡は登山道付近の郭跡及び社殿の建つ郭跡はそうでもないが、他は下草は生え放題で木々が密生とまでには至っていないが自然任せの藪化進行中にある。縄張りがシンプルである事から全体的に見通しも利き、遺構の判別確認に支障を来たす事も無く、比較的快適に見て回れる状態にある。この分であれば登山道もしっかりしており、ある程度四季を問わず訪問出来る山城の様には見受けられる。

城跡を振返れば予想した以上の遺構群に出くわす事が出来、満足度も達成感も星五つと言ったところである。

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