水生城塞群 その1(兵庫県豊岡市)
水生城塞群 その1 「主郭群及び東出郭群」
兵庫県豊岡市日高町上石にあって集落北にある長楽寺背後の山の山頂から西側尾根に跨って城塞群が形成される城域の広い城跡である、便宜上ここでの記載においては東出郭群、主郭郡、西城(一城に匹敵する)としたが本来においても東側と西側に分かれて独立した郭群になっているのでリポートはこれで進行させてもらう。城史に関しては南北朝期に築城された山城と聞くだけで詳細は不明
城跡へは国道312号より国府駅の北側に位置する長楽寺を目指せば難なく辿り着けるが、長楽寺も既に城域と思われその背後にある駐車場の隅から山道で山上を目指せば城塞群の主郭と東出郭の境目にあたる尾根に10分程度で到達出来る。右手(東)に上れば便宜上東出郭とする郭群で段郭を経て櫓台と呼べる最高所に辿り着くが、この東側に見所とも言える三重堀切があり更に東尾根に向いて郭跡の展開が予想される。
登城ルート
城跡概念図
分岐尾根を逆に西に向かえば段郭を経て規模の大きい二の丸及び水生城の司令塔とも見受けられる本郭群に辿り着ける。主郭壁には予想していなかったが石垣跡が部分的に見え隠れしているので注意して窺う必要がある。二の丸を更に西に向かえば見所である二重堀切を経て西端に位置する便宜上西城とする相当な規模を持つ郭群に辿り着ける。
城跡は中腹に位置する屋敷跡郭群から始まり東出郭群、本郭群と縄張り妙味もあり見所も多く、次々に遭遇する遺構の数々には見る者を飽きさせず次に必ず期待を持たせてくれるものである。従って山城探索には持って来いの城跡だと断言できるものでもある。これから向かう西城には更に期待も膨らんでしまう
現状城跡は五月と言う事もあって下草も蔓延り雑木は葉も生い茂っているが移動に差障りは無く視認も山上主郭(相当な藪)を除いては支障は余り来たさない状態である。











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