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2008年9月 4日 (木)

豊林寺城跡(兵庫県篠山市)

兵庫県篠山市福井にあって豊林寺の北背後に聳える標高527mの豊林寺山の山頂が城跡、戦国期には森本氏の居城を伝えるが山麓寺院北背後から山に向いて数段にも重なり合う土塁を伴う屋敷跡群(佇まいからしても後世の僧坊の様には見えない)があり、更に東南の尾根先端部には麓森本居館の詰城の機能を持つ福井城も存在する。

城跡へは国道173号から福井集落にある豊林寺を目指せば難なく辿り着けるが、健脚の方は先に福井城へ寄ってから山麓寺院北背後の凄い屋敷跡群を確認した上で山頂を目指すか、下山した後で寄るかはその時の体調で判断した方が良さそうである。屋敷群の最上段までは山道らしき踏み跡が続いているがそれから先は北に向いての直登しか方法はない。現状(4月)冬枯れした後なので木々の間をすり抜けて山頂のみ目指せば容易に辿り着けるが、はっきり言って山頂までの30分に亘る斜面との格闘はかなり厳しいものがある。それでも登り切れば自分で独り占め出来る空間が山上で待ち構えてくれているのである。

2route 登城ルート

Photo 城跡概念図

1_2 状況及びコメント

9 山道から麓屋敷群の郭壁

11_2 屋敷跡切岸

21_sanjyou_no_kaku 山上東郭

37_higasikaku_hasi_1 東郭端

41_horikiri 東先端の堀切

25shukaku_heki 主郭切岸

27_shukaku_nai_1 主郭

35_gedan2_yori_shukaku 北段郭より主郭切岸

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