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2008年9月22日 (月)

長水城跡(兵庫県宍粟市)

兵庫県宍粟市山崎町宇野にあって宇野集落より北側遠方の標高585mの長水山山頂が城跡。成立は赤松氏によるもので14世紀初頭であるが15世紀半ばより宇野氏に代わり秀吉の播磨攻めによって落城の歴史を伝え、現在の城跡は宇野氏によって改修後のものと見受けられる。

城跡へは山崎インターから国道29号を北上その後429号に入れば登山口である伊水小学校に辿りつける。登山道は数箇所あり前回(数10年前)における登山では急斜面ではあるが東側からの最短距離(現在登山道があるのかは疑問)を選んで登った記憶があるが今回は少し距離のある歩きやすい伊水小学校からの登山道を選んだ。ここから山頂までは約2kmあり50分はかかる道のりになるが山登りを楽しむ分には絶好と言える登山道である。当時はこちらが大手であったのか上り始めた伊水小裏手の谷沿いには郭跡と見受けられる石垣跡も数箇所確認する事が出来た。

城跡は主郭周りから東にかけての郭群は全て石垣造、険峻な山上に良くこれだけのものを築き上げたものだと驚嘆するばかりである。特に主郭の東側壁には二段の高石垣が築かれ見る者を圧倒しており、仰ぎ見る石垣は正に圧巻と呼べる様相を呈している。東郭群は現在住職の住居及び畑地となっているので郭跡を窺う事は出来ないが周囲を固めた当時の石垣は外見からでも充分堪能する事が出来る状態にある。住職の話によると「主郭から二の丸にかけては落城後秀吉によって破壊されており、現状見られるのは破壊を免れた部分のみである」との見解であった。確かに主郭への大手虎口石垣が石段を残して片側半分しかないので変ではあったが、、

現状山上郭群は整備されており四季を問わず非常に良い状態のままを見学する事が出来そうとも思われ、木々の切り払われている分最高の眺望ともなっている。正に当時の城主もこうして下界を見下ろしていたのかと想像すると限りないロマンに包み込まれてしまう、頭にイメージする天空の城をまた一つ見つけた気分で山頂を後にする。次回別ルートでの登山が楽しみに思えてくる

1 登城ルート

3tozan_kuti 登山口

3_3 城跡概念図

14 登山道より真徳寺の住居

16_higasikaku1 東郭群の二段高石垣

41 44 

主郭高石垣

38_2maru_yori_shukaku 二の丸より主郭石垣

28 南出郭

36_demaru_yori_2maru 出郭より二の丸側32_horikiri_monomi

南自然岩を利用した堀切

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