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2008年9月 3日 (水)

中江城跡(京都府京北町)

京都府右京区京北町中江にあって中江集落より東に位置する標高446mの山の山頂から西側の尾根上が城跡、堀氏の居城と伝わるが詳細は不明。

城跡に関しては一切の情報が無く何時もの様に地形図頼みで目星だけ付け、直接現地で住民の方におよその場所だけは尋ね訪問する運びとなった。

国道477号線に入り道沿いの東側にある京北第二小学校とエネオス(GS)間の道路を南東に進路を取り突き当たりまで直進、後はルート地図を参考にすれば直登山進入口までは辿り着ける。進入口には小さなお地蔵さんの祠があるのでその先北数mの距離にあるネットを潜り細い山道で砂防ダムまで向かう、それを過ぎて左手(北側)の尾根斜面に取り付けばルート図通りで30分前後で山上主郭まで辿り着ける。

1route 登城ルート

4 西より遠望

8tozannguti 登山進入口

3n_2 城跡概念図

城跡は西側直登ルートから尾根伝いに登った場所に位置する削平地(出郭跡)、西段郭が付随する広大な西郭(二の丸に相当か)及び山上の主郭群から形成されていると見受けられ、個人的には想像していた以上の規模をもっており、複雑な縄張りではないが技巧さを要求しないほどの圧倒的な高さの切岸と険峻さでそれを補っている城跡とみた。見所は各郭群の切岸はもちろんの事であるが、主郭南側下の土橋を伴う二段の堀切は数100年の時を経たものの様には見えず素晴らしい状態のまま保持されている。周りに木々の少ない事からもその全体像を拝む事が出来感動に値する遺構となっている。他の郭群も現在植林地となっているせいもあり見通しが良く、下草もないので歩きやすく城跡の状態の良さ(9/1現在)に更に拍車をかけている。

とにかく九月でもこれ以上望めない状態が自然保持されており、四季を問わず訪城は可能であると思われる。個人的には勘頼みで先の見えない心細い登山にはなったがシュミレイション通りのルートで辿り着く事が出来、おまけに城跡は満足のレベルを遥かに越えたものでもあり大変有意義な訪城となった。

012_2 西段郭切岸見所

018 広大な二の丸

032 主郭マウンド

035 主郭下段より南側堀切土塁

041 堀切土塁見所

049 南二段目の堀切土橋見所

057 南出郭より土橋及び主郭側見所

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