福井城跡(兵庫県篠山市)
兵庫県篠山市福井にあって先に訪問紹介した豊林寺城からは南東に延びる先端尾根上が城跡、森本氏の居城を伝え麓の民家付近が居館跡と窺えその詰城的機能をもった城跡と見受けられる。
豊林寺城とは年を別にしての訪問となったが国道173号の多紀福井バス停より川を挟んで真北に見える山が城跡であり、橋を北に渡って正面民家の脇にある福井城址碑よりそのまま直登すると10分内で主郭に辿り着ける。石碑の横には当時のものかどうかは判別出来ないが、小さい石組み井戸と古い石垣造りの溜め井戸の様な構造物が窺える。
城跡は主郭の南側に二段の郭が付随し、全長15m程度の主郭の北端には櫓台土塁が備わっている。主郭周囲の崖状斜面は切岸となっており中々の迫力があり、その高い切岸背後には土塁を伴う片縦堀と尾根を断つ堀切が設けられており城跡の見所ともなっている。現状相当藪化進行中ではあるが藪漕ぎするほどでは無く遺構は判別確認可能となっている。小規模ではあるが丁寧に築き上げられた様は見る者にとっては中々好感度の高い城跡と言えるものである。











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