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2008年9月27日 (土)

但馬高屋城跡(兵庫県豊岡市)

new 兵庫県豊岡市高屋にあってJR豊岡駅の西側丘陵の山上にある金山稲荷神社が城跡、城史に関しての詳細は不明

城跡へはルート図の如く金山稲荷神社を目指せばすぐに麓に赤い大きな鳥居を見つける事が出来るので、その参拝道より山上を目指して上れば難なく辿り着ける。一応車道で山上近くまでは到達出来そうであったがトルクの太い車でないとこの急斜面は登り切れないと思え路駐により山上を目指す(歩いても10分程度)。

主郭と見受けられる山上には社殿が建立されており、社務所からかつての出店跡(廃虚)の並ぶ道は郭跡と思われるがそれも造成されて大部分改変されている様にも見て取れる。当時の面影の残る遺構は社殿背後の土塁以外ほとんど眼にする事は出来ないものと思えるが、最初に目星を付けていた中腹の駐車場から北側の尾根に向かうと堀切土橋を境にして相当な規模を持つ単郭構造の郭跡が展開されていた。

この広大な北郭の先端には風化して高さは無いが枡形にも見て取れる虎口跡が残存しており一見織豊系の虎口跡の様にも窺われる遺構である。更に郭内には三箇所の連続する大きなマウンド状の高まりが見受けられたが、この遺構の用途についてはさっぱり見当が付き難く妙楽寺城加陽城にも見られるもので但馬地方特有の機能を持った城跡構造物の土塁壇かも知れない。山上郭群に置いては土塁以外何一つ収穫が無かっただけにこの北郭の存在感はこの城跡のイメージを大きく覆すものとなってしまった。

現状(九月)城跡は縄張り概念図に描かれた箇所までの遺構群はほぼ判別確認出来る状態にある。山上主郭から北側別峰にも地形上あるいは縄張り上からも郭跡の展開が推察されるが先を急いだ為に、そこまでの踏破探索するまでには至れなかったのが少し残念な処ではある1route_2

登城ルート

3ta

城跡概念図

7_2 山上郭跡

11_dorui_1 社殿背後の大土塁

12_sanjyou_shukaku 山上平坦地

16_horikiri_dobasi_1 北郭へ堀切土橋

20_shukaku_2 北郭内

21_dorui_koguti 北土塁虎口

20_nisigawa_kirikisi北郭西側切岸

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兵庫(但馬地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

いつも記事を楽しませていただいています。
高屋の金山は実家の近くで小学校の遠足等で何回か訪れており山上の様子は記憶にありましたが北郭は足を踏み込んだこともありませんでした。
先日、実家に行った時に北郭を見に行き確かに素晴らしいと感心しました。ついでに未踏と記されている北側別峯にも足を踏み入れてみますとご推察のとおり土塁・堀切・井戸のようなものがあり北郭にも劣らないと思われました。機会がありましたら未踏部分のレポートをお願いします。

TAKUです、ブログを拝見して頂き訪問されたのであれば非常に嬉しい限りです。
コメント内容から判断する限り、もう一度機会があれば別峯も踏破して見たいという気にさせられました。この所但馬地方の山城巡りの機会も多くなっており断言は出来難いのですが、是非何時か再訪を果たしたいと思っております。

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