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2008年8月23日 (土)

石峯寺城跡(兵庫県神戸市)

神戸市北区淡河町神影にあって石峯寺の東背後から東西に渡る尾根上が城跡、詳細は不明であるが戦国期における城郭寺院の詰城の様にも窺える。

城跡へは山陽自動車道に沿う形で走る三木三田線38号から弓ノ木を過ぎ北側(右折)に進路を変えて石峯寺(シャクブンジ)に向かう、目指す山城は寺院背後にあると思われるが今回も何の予備知識もなく地形図だけを頼りに臨んだ。寺院東側に山道が見えたのでそこから登るが、山上主郭には小規模ではあるが櫓台が設けられ、西側には四連の段郭が連なっており寺院の詰城的な様相を呈してきている。更に東側斜面には随分埋もれてはいるが三重堀切を確認する事が出来、そのままゴルフ場の溜池のあるティグラウンドまで突入する。本来ならここで引き返す処であったが軽くゴルファーに挨拶して足早に去り更に東尾根踏破に向かう。城跡は地形図から想像出来た通りに相当東にまで延びており二本の堀切を挟んで尾根上に郭跡を確認する事が出来、東端には出郭と呼ぶべく城中では最大の郭跡までも確認する事が出来た。その東傾斜面には相当埋もれてはいるが二重の空堀も確認出来、こちらが本来の主郭の様にも見えてくる。尚、東尾根を断つ最初の堀切を南側へ下りると巨石が壁の如き防塁と化して郭を形成しており、巨石がゴロゴロした虎口の様な空間もある。更にここから屋敷跡と見受けられる土塁を伴う広大な郭跡にも繋がっており、これらも中々見逃せない遺構群の様に思える。

推察ではあるがゴルフ場として削られた跡(ティグラウンド)の北側の最高所は未踏になったが山頂部分にも物見あるいは山上郭が存在していたのではないだろうか、地図だけを頼りに臨んだ城跡であったが意外に収穫は大きく巨大な山城でもないのになぜか想像を掻き立てられる城跡なのである。

1route_3 登城ルート

3z 城跡概念図

6 石峯寺

16_shukaku 主郭

18_yagura_dai_dorui 主郭櫓台

34_3jyuu_horikiri 東斜面の三重堀切

42_horikiri_2_2 東尾根上の堀切

63_daihorikiri_1東尾根 大堀切

47_yasiki_kaku 堀切を下りた南側の郭跡

64_higasi_demaru_dorui 東出郭土塁

66_karabori_1 空堀

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