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2008年8月 7日 (木)

笛吹山城跡(兵庫県篠山市)

兵庫県篠山市大熊にあって大熊集落の北側に聳える笛吹山の山頂から西にかけての尾根上が城跡、別名大熊城

城跡は中世の山城跡と聞くが現状の残存度の高い遺構を見て察する限りでは戦国期まで機能していた城跡の様には見受けられる。詳細は不明

城跡へは篠山市内より鳳鳴高校又は大売神社を目指し車を走らせる、現状では登山道は見当たらないので西山裾にある大売神社に到着後、その背後の尾根から取り付き直登山を開始する。地形図で見る限り真東に向いて尾根を上って行けば山頂に到達出来る算段になる、時期的には真夏であるが雑木藪に邪魔される事もなく尾根上の踏み跡を辿れば意外に上りやすい状態になっている(倒木は多いが)。

1route_1 登城ルート

3_enbou_1 城跡遠望3_1z

城跡概念図

主郭に到達するまでには数箇所自然地形に近いが削平跡の残る長細い郭跡が確認でき、明らかに土塁虎口と分かる遺構が残る西郭を確認すれば主郭手前にある二重堀切に迎えられる。この山城には主郭から北東尾根上にも二箇所の二重堀切が設けられており、郭跡及び切岸の確認程度しか出来ない現状においての唯一の見所となる遺構である。主郭から南側に向いては数段の郭跡が重なり合って城跡に多少の色を添えている。下山時においては距離もある事から尾根を間違えやすく、素直にルートの逆戻りは難しいので南側に下りる事を考えれば麓に早く下りれる。ただし最近は害獣避けのフェンスが張ってある処が多いので出入り口は探す必要にはなる。ちなみに自分は西郭跡から南側に向いて最短距離を下りたら、運良く大池から続く山道にフェンスを越えて合流する事が出来た。

城跡に関しての正直な感想は特別な遺構があるわけでもなく、縄張り妙味があるわけでもないが三箇所の二重堀切は辛い山登りをしてでも見学するに値する遺構だと断言は出来る。

17_nisikaku_1 西郭跡

18_2jyuu_horikiri

西郭堀切

23_obi_yori_shukakuheki 西帯より主郭切岸

23_shukaku_nai_1 主郭

30_2gyuu_horikiri_1 主郭北二重堀切見所

32_kitaikaku_kosi 北郭の帯郭跡

37kita_horikiri 北郭跡堀切切岸

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