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2008年8月 6日 (水)

寺前城跡(兵庫県神崎郡)

兵庫県神崎郡大河内町寺前にあってJR寺前駅より北西側に聳える一際高い山の手前南側尾根上420m辺りが城跡

城跡は嘉吉の乱で有名な赤松円心が家臣である本郷伊豆守の在城を伝えるがそれ以降の詳細は不明。後で判明した事であるが本郷氏は円心の孫が名乗った姓らしい

城跡へは寺前駅より北西に位置する最明寺を目指せば分かり易い、寺に到着後は背後から参道らしき山道があるのでそれを利用して登る。何しろ麓からでは比高が200m以上ある山なので相当な斜面と高さも覚悟しなければならない、道に任せて進むと中腹辺りに凄い石垣跡のある場所が少し道をそれた場所にあったので立ち寄ってみた。これこそ見る人が見れば凄い遺構なのではないだろうか、恐らく神社跡とも見受けられるが相当古そうな石垣跡である。先は長いので長居はせずに登って行くが段々道らしきものも踏み跡程度になるがやっとの事で南端の郭跡に辿り着いた。途中寄り道をしているのでどれだけの時間を要したか分からないがストレートに登っても40分前後はかかったのではないかと思われる。1route_2

登城ルート

城跡は現状(八月)夏真っ盛りではあるが意外に藪化はしておらず下草が生え放題の中案外見通しは良く遺構の判別確認は容易であった、特別縄張り妙味は無く直線的に郭を重ね堀切で郭間を断つシンプルな縄張りである。城跡は一本の堀切を境に口の城と奥の城に分かれているが当時はその様に呼ばれていたのであろう、高所にあるが故に技巧さは望めないが主郭櫓台壁に残る石垣跡とその背後の堀切は唯一の見所である。

2zz 城跡概念図

4_kuti_no_kaku 口ノ城

4horikiri 堀切

5_oku_no_kaku 奥の城

6_fukukaku 主郭切岸

8shukaku_isigaki8_shukaku_haigo_isi 

主郭背後の石垣跡見所

7_dorui_isi 主郭北の堀切、土塁見所

11_kaku1 北郭

別にこれと言って特徴のある城跡ではないが420mの高所に築かれ、尚且つこれだけの要衝にあることで妙に実物以上に凄く見えてくるから不思議なものである。やはり山城好きな人間にとっては高所に存在するだけでロマンを感じてしまうものなのかも知れないし、個人的にも苦労して登った山は規模の大小に拘らず思い入れが入ってしまうものなのかも分からない。

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