« 笑路城跡(京都府亀岡市) | トップページ | 三草山城(兵庫県加東市) »

2008年8月17日 (日)

十倉城跡(兵庫県三田市)

兵庫県三田市十倉にあって集落の東側長慶寺より更に東側に聳える山の山頂が城跡、寺院南東側には居館跡地も残存している。森本氏の居城と伝わるが詳細は不明。

城跡へは国道176号から北上する場合三田より県道37号に入り道任せで十倉集落に入る、集落に入れば37号より東側に位置する長慶寺を目指せば寺院までは到達出来る。寺院からは大船山に向かう登山道が東南に向いてあるので途中まで利用し北へ取り付き直登するが、かなり険しい斜面でもあり下山に使用した寺院から真東にそのまま取り付いて登るルートの方が登り易いかも知れない。どちらにしてもある程度の藪漕ぎは必要になるが20分程度で山頂までは辿り着く事が出来る。

寺院前より5_1 城跡遠望

1z 登城ルート

3dx 城跡概念図

現状三月と言う事もあってかある程度城跡内の見通しも良く、規模も小さいので落葉を踏みしめながら容易に縄張り全体像は把握する事が出来た。山城特有の自然岩を取り込み郭壁と成しており一部人為的な石列も認められ、正に規模は小さいが要害と呼ぶに相応しい雰囲気を醸し出している。険峻さと小規模が故に土塁などは見受けられず櫓台の様な土塁の高まりが見受けられた程度で、麓の館跡とセットになった詰の城あるいは物見の機能を持たされた山城と解釈して良さそうである。縄張り妙味は全く無いが個人的には好きなタイプに入る砦規模の山城である。

12_nisi_yori_gedan2_3 西側の段郭

14_nisi_gedan1heki_iwa 自然岩壁

20_yaguradai_isi 主郭櫓台

21_yagura_yori_nisi 主郭より西郭

23_higasi_hasi_sekiretu_1 主郭東端石列

麓には居館跡と伝わる広い郭跡が数段形成されており数箇所に古い石積み跡を見て取る事が出来る、郭内には幅を持つ空堀跡を確認出来たがこれは後世のものかも知れない、、判別は難しい。

30_yakata_ato 麓の館跡?

« 笑路城跡(京都府亀岡市) | トップページ | 三草山城(兵庫県加東市) »

兵庫(三田~播磨地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

初めてコメントさせていただきます。TAKUさんのブログを見てとても驚きました。私も山城が好きで先日も三田の内神城に訪城いたしましたが。TAKUさんは縄張り図を詳細にお書きになられていましたが私は城地にたどり着くのがやっとでした。三田の大浪城にも行ったのですがどこから登城すればよいか良くわかりませんでしたが、もう一度チャレンジしたいと思います。これからもTAKUさんのブログを楽しみに見させていただき山城への道標、又山城ライフの参考にさせていただきたいと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1070646/22907241

この記事へのトラックバック一覧です: 十倉城跡(兵庫県三田市):

« 笑路城跡(京都府亀岡市) | トップページ | 三草山城(兵庫県加東市) »

無料ブログはココログ