足見寺城跡(兵庫県篠山市)
兵庫県篠山市丹南町真南条中にあって国道372号より北側にある願勝寺からは北東に位置する山の山頂から尾根上が城跡、河村氏の居城を伝えるが詳細は不明。
城跡へは願勝寺を目指し到着後、寺院横の池の土手沿いを歩き山裾にある金毘羅社(廃屋化している)へ向かう。ここから北側の尾根に向いて直登となるが七月と言えども踏み跡は少し残っており、多少の藪漕ぎは覚悟の上であったが意外に難渋もせず山上主郭まで30分内で辿り着く事が出来た。
道中には規模の大きい郭跡が二箇所ありそれを越えると見所でもある堀切土橋を迎え、やっと本郭近くまで来たことが分かる。この高低差のある堀切壁の切岸を越えると二の丸から主郭まではすぐである。主郭には規模はそれほどでもないが櫓台らしき跡もあり、その周囲は切岸処理も施されているように見て取れる。櫓台北側には土橋状の土塁が直線的に堀切を挟んで北尾根に繋がっている様であったが倒木に阻まれて途中まで確認しただけに終わってしまった、しかしこの遺構は他では中々御目にかかることが出来ないもので山城ならではの移動尾根道でもあり同時に防備も兼ねた防壁である様にも見受けられるものである。尚、地形図から推察するのみであるが北側及び東側尾根にも郭は展開されている様にも窺われる。
現状城跡は藪化進行中とは言え七月にも拘らず遺構は全て視認判別出来る状態にあり移動に難渋するまでには至ってはいない。しかしこれから先は自然と一体化するのも時間の問題と思われ、訪問時期はやはり冬季の方が無難である様に思われる。
二の丸
主郭北壁と土橋見所











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