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2008年7月29日 (火)

丹波八木城跡(京都府南丹市)

丹波八木城(その1) 山上本郭跡

京都府南丹市八木町にあって八木駅からは南西に聳える山塊の山上が城跡。城跡へは駅の南西に位置する春日神社を目指せば神社北西側に登山口が案内板と共にあるので高架下を潜ればそのまま迷わず山上までは辿り着ける。登山口から少し入ると広大な屋敷跡が段郭的に配置されており郭間を堀切で断った跡も残存しているのでうかつに通り過ぎてはいけない。1x

登城ルート

この城跡は丹波守護代である内藤氏代々の居城で丹波地方においては八上城、黒井城と並ぶ城域の広さを持っており本郭から四方尾根に郭群が広がる壮大な山城である。両城ともに既に訪れているが正しく丹波三大山城の一つ相応しいと言えるものである。時の城主である内藤氏は明智光秀による丹波攻略で城は落城、没落となるが如安(ジョアン)は明智の滅んだその後秀吉軍に加わり朝鮮に出兵しており講和において活躍している。最終的にはキリシタンと言うことで徳川幕府よりフィリピンに追放されこの地で没している様である。

この城跡全体を一日でじっくり見て回るのは難しいが最低でも麓の屋敷跡から順を追って対面所跡、本郭周り、北西側の烏嶽支城群は抑えておきたい処である。充分な余裕があれば北側にある北の丸跡(並河郭)まで足を延ばすと城跡全体の主要な郭群のほぼ八割を踏破した形になると思われる。規模の大きい分見所も多く城跡全体を通して残存状態が良いので遺構も確認し易く見て回りやすい状態になっている。この城跡は遺構はもちろんの事、縄張り妙味から随所に窺われる石垣跡に至るまでつぶさに見学しても見飽きる事が無く、晴らしいと言う以外は賛辞の言葉が見つからない近畿圏内でも有数の山城である。山城を語る上での技巧的な遺構は全て備わっている言っても言い過ぎでは無い城跡の一つでもある!

Ooyagi 対面所跡概念図

Ooyagi_2_2 対面所郭跡(大八木但馬)

Ooyagi_1 対面所堀切

3_1 八木城山上本郭概念図

26 主郭内

25 主郭東下段郭の変形土塁虎口

21 主郭東側切岸

27_nisigawa_dorui 主郭西側土塁

28_koguti_yagura_zanseki 主郭南虎口石垣痕

25_shukaku_kita_obi_isi 主郭北帯石垣跡

42_baba 馬場跡

45_2maru_nai_dorui 仮)二の丸の土塁

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コメント

TAKUさんこんにちは!猪名川町のイッシーですこの間TAKUさんにおすすめしていただきました丹波八木城跡巡りに行って来ました。八上城跡と黒井城跡に匹敵するほどの規模の大きさに感動及び感激しました。それと遺構の残存も多く大変勉強になり丹波八木城跡に感謝の気持ちでいっぱいですsign01これからもこういう山城跡を保存していって欲しいですsign01それと平城跡の丹波亀山城跡も行って来ました。石垣跡もあり山城跡とは別の感動をあじわえこちらも勉強になりとても有意義な1日になりましたsign01TAKUさんこれからも山城跡訪問頑張ってください!自分も少しずつ目が肥えてきて山城跡訪問が大変楽しめてすぐにでも行きたい気持ちでいっぱいです!

TAKUです、コメント拝見しました。
コメント内容からも感動された様子は充分伝わって来ました。
これから木の芽吹くまでの五月ぐらいまでが、一番山城巡りにおいても山登りにおいても快適に見て廻りやすい季節になります、枯れ木の多い今の内に藪城に近い城跡も見て廻っておくと良いとは思われます。
これからの山城巡りの中では熊と遭遇する危険性も含んでおりますので、熊を遠ざける為にも是非鈴を鳴らして上る事は心がけてください。念の為に、、、

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